ボーイフレンド(仮)夢小説②

君を守りたくて(鷹司正臣×ジル)
鷹司正臣
藤城学園高等部の生徒で藤城四天王の1人。
大抵のことはそつなくこなせる上に、それを鼻にかけることなく誰に対しても優しく穏やかに接する紳士。
学園内にも女子生徒からとても人気を集めているが、本人は何故自分がそんなに好意を寄せられているのか分からない様子の天然王子気質。
クラスメイトの芹澤悠吏とは特に仲良し。
ある日突然兄が拾ってきたジルと共同生活を強いられてしまった状況下でも、冷静に対応する年の割には落ち着きすぎている。
そんな弟を心配しすぎている兄が最近は煩わしく感じている。
ジルが過去に受けた傷を知った上で、彼女を常にそばに置いて、自分が全て守ればいいと思っており、彼女が傷つけられることのないように常に目を光らせている。
穏やかで優しい微笑みの裏には暗い影を潜めていることは兄しか知らない。

ジル
幼い頃に実の父親に殺されかけ、施設で育ってきた女性。
しかし、施設のスタッフのストレス発散に付き合わされ、身体中には常に痣や切り傷があり、やっと決まった新しい家族に嬲られ瀕死状態の最中、公園で死にかけていた彼女を介抱して、鷹司正臣の兄に鷹司家の養女として迎え入れられた。
自分を拾ってくれた鷹司正臣の兄とその弟の正臣には生涯尽くそうという覚悟を決めている。
今までの人種とは異なった鷹司家の人間の優しさと、その中でも異常なほどに自分の世話を焼く正臣に心酔している。